KYOTO

京都

観光業は大ダメージを
受けていますが、
京都本来の姿を
取り戻しつつあります。

-STAY HOME期間中はどのように過ごされていましたか?

お店が入っている元・立誠小学校の跡地にホテルを建てるために休業していたんですが、下町の崇仁地区に「るてん商店街」という地域密着型の八百屋を兼ねた建物がありまして、そこで今年7月までの期間限定 でTraveling Coffeeを運営しておりました。STAY HOMEをされていた近所の方に足を運んでもらい、コーヒーを通じて色々とお話できたのが良かったですね。逆を言うなら地域のシェルター的な役割を果たしていたんです。

河川敷にあらゆる人が集まっていた鴨川も現在は閑散とした雰囲気。観光業は大打撃を受けたものの、京都が持つ本来の姿を取り戻しつつあるそう。

-この期間を経て感じたこと、取り組んだことはありますか?

京都は観光地として成り立っているため、このコロナの影響で大打撃を受けているのは事実。ただ、海外からの観光客が急激に増えた約6年前から、“なんちゃって京都”を思わせるお店が街中のあらゆる場所に出来始めたんです。そういったお店は観光客が減り始めてすぐに撤退。観光業は影響を受けているものの、昔ながらの“京都らしさ”が戻りつつある現状です。そんな本当の京都を早く色々な方に見ていただきたいですね。また京都のコーヒー店をメインに、テイクアウト情報などを掲載したウェブを発信しておりました。良いお店が閉店してしまわないよう、直接お店に顔を出してテイクアウトメニューを買いに出掛けましたね。Traveling Coffeeでは新しいブレンドを提供することで、今まで以上にたくさんのゲストに足を運んでもらえるように努めています。

京都を代表する花街の一つ、先斗町もこのような状況。コロナ前までは観光客で溢れかえり、舞妓さんや芸妓さんが歩くのも困難だったとか。

-人の移動が戻りつつある今、どのように過ごしていますか?

海外からのゲストはまだ来られない状況ですが、京都離れしていた国内の方が徐々に戻ってきたような気がします。これまでは予約が取れなかった飲食店やホテルにも行け、今はスムーズに京都市内が観光できる状況です。とは言ってもまだまだ人は少ないですが。日本の方でも安心して京都に来ていただけるよう、常日頃から新しい情報や文化を混ぜ合わせて居心地の良い空間を作り出すのが、我々・京都人に求められていることだと思っています。初心に戻って、京都らしさを伝えていきたいですね。

Traveling Coffeeが今年3月から7月までの期間限定でオープンしていた「るてん商店街」。八百屋なども出店しているため、毎日のように地元のお客さんがコーヒーを求めて来店していたそう。

-ニューノーマルと言われる新しい日常を迎えて改めて思うことはありますか?

今のニューノーマルはリモートを駆使して、なるべく人と会わないように仕事や勉強に取り組むのが主流ですよね。感染リスクを避けるのはもちろん重要ですが、人と人がまったく触れ合わない現状にも危機感を持っています。自分は芸大出身なんですが、学校での授業だけでなく、キャンパスに出向いて先輩・友人・後輩と話すことで人間的にも成長できました。withコロナの状況と向き合いつつ、潔癖になりすぎないように生活するのも、新しい日常を迎えるうえで大切なのではないでしょうか。

元・立誠小学校の跡地にオープンした「THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC」にてTraveling Coffeeがリニューアルオープン。

-自粛が明けた今、どこに行って何をしてみたいですか?

また東京や岡山などあらゆる場所に足を運んで、コーヒーを味わう旅に出掛けたいですね。中でももう一度、訪れたい場所は仙台。昔ながらの喫茶店文化がありながら、若い世代の人たちが次々と新しいお店を出しています。新旧がミックスされたコーヒー文化は、まるで昔の京都を見ているようです。

京都市内にある5ヶ所の焙煎所から豆を仕入れ、独自の黄金比でオリジナルのブレンドコーヒーを提供。コロナの影響を受け、今まで味わったことのない一杯を届けようと、新しい品種の豆を使い始めたそう。

河川敷にあらゆる人が集まっていた鴨川も現在は閑散とした雰囲気。観光業は大打撃を受けたものの、京都が持つ本来の姿を取り戻しつつあるそう。

京都を代表する花街の一つ、先斗町もこのような状況。コロナ前までは観光客で溢れかえり、舞妓さんや芸妓さんが歩くのも困難だったとか。

Traveling Coffeeが今年3月から7月までの期間限定でオープンしていた「るてん商店街」。八百屋なども出店しているため、毎日のように地元のお客さんがコーヒーを求めて来店していたそう。

元・立誠小学校の跡地にオープンした「THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC」にてTraveling Coffeeがリニューアルオープン。

京都市内にある5ヶ所の焙煎所から豆を仕入れ、独自の黄金比でオリジナルのブレンドコーヒーを提供。コロナの影響を受け、今まで味わったことのない一杯を届けようと、新しい品種の豆を使い始めたそう。

牧野さんにとって京都の
魅力とは?

京都は盆地であり、閉鎖された街でもあります。この閉鎖感こそが、新しい物を生み出すにあたって重要なんです。良い意味でのローカル感があるからこそ歴史を守り、また新しい文化を作って京都独自のカルチャーを創造しています。そんなブランド力を持っている京都で育った私も、この場所を愛するビッグファンの一人です。

牧野 広志さん

京都市内に現存する最古の鉄筋コンクリート造校舎である、元・立誠小学校をリノベーションしたホテル内にある「Traveling Coffee」の店主。国内外から京都を訪れるVIPをコーディネートする“選食家”としても活動。

京都の自治体・空港・公共交通機関の感染対策

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PEOPLE

  • 時代は大量生産からクラフト化に進むからこそ、より地域性を活かした佐渡らしいお酒を造りたい。

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  • 観光業は大ダメージを受けていますが、京都本来の姿を取り戻しつつあります。

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  • 進化する人と何もできなくなる人。この時期を経て二分化すると思います。

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  • コロナ禍でニューノーマルな商品を作ることに。今後も新しい日常と歩調を合わせていきたいです。

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