佐渡(新潟) SADO

佐渡(新潟) SADO
蔵の直営販売所は営業をストップしていたのですが、学校蔵では夏にお酒造りを行っていたので、私自身は通常通りの仕事をしていました。ただ、それまでは出張で月の半分くらいは出かけていたのが、すっかりSTAY SADOになり、当社の酒米を造って下さっている農家の方を訪ねたり、田植えを少し体験させて頂いたりと、酒造りの原点に立ち返ることができました。主人と毎日一緒に料理を作って晩酌するなど、それまではつい後回しにしていた家族の会話が増えたのも良かったです。
「佐渡相田ライスファーミング」の相田さんの田圃で、酒米・越淡麗の田植えを体験。
人の接触や移動が制限される中で、改めて日本酒の役割を考えてみました。それが“人と人を繋げること”です。どんなに離れた場所にいても盃を傾ければ心は通じ合う、というメッセージを伝えたくて、新しく“同じ空の下”シリーズをリリースしました。夏の「見上げてごらん」に続き、秋に第2弾となる「月明かりの下で」を発売しました。ラベルのデザインは佐渡の岩首昇竜棚田から見上げた満月をイメージ。暗くすると月が光って浮かび上がる仕掛けがあります。優しい甘味と酸味が程よい熟成感を生み出し、秋の味覚とマッチします。
今年の秋に発売された新銘柄「真野鶴・月明かりの下で」。ウサギのシルエットが浮かび上がるように、月のモチーフを特殊な素材で印刷。
会社として動画製作、SNSでの情報発信など、今まで以上にオンラインでの発信に力を入れています。これまでと違うことに取り組む過程で、絵やデザイン、動画製作が上手なスタッフがいることもわかりました。少しずつ人の流れが出てきたこともあり、そういう得意分野をリアルにも生かしながら、蔵での新しいプログラム作りに取り組んでいます。
ラベルのイメージソースとなった岩首昇竜棚田にて、「真野鶴・月明かりの下で」をロマンチックにパシャリ。撮影は老舗旅館「ご縁の宿伊藤屋」の社長でありながら、佐渡のPR写真を撮り続ける伊藤善行氏。
コロナ禍によってグローバルな流通は遮断され、大量生産の安価な商品よりも手仕事が詰まったクラフト化の需要がさらに進むのかなと。当社としては改めて佐渡ならではの特徴を活かした酒造りに取り組みたいと考えています。日本酒は生産地の物語を伝える語り部です。「真野鶴」から佐渡を感じて頂ける味わいを探求し続けたいですね。
“日本で一番夕日がきれいな小学校”と評された旧・西三川小学校を2014年に酒蔵として再生させた「学校蔵」。
瀬戸内の島々をはじめ、日本各地の離島に訪れてみたいですね。その土地の地酒を呑みながらゆっくりしたいです。
「学校蔵では」佐渡の米、再生エネルギーを取り入れながらの酒造りだけではなく、「学校蔵の特別授業」や「酒造り体験プログラム」も行っている。
「佐渡相田ライスファーミング」の相田さんの田圃で、酒米・越淡麗の田植えを体験。
今年の秋に発売された新銘柄「真野鶴・月明かりの下で」。ウサギのシルエットが浮かび上がるように、月のモチーフを特殊な素材で印刷。
ラベルのイメージソースとなった岩首昇竜棚田にて、「真野鶴・月明かりの下で」をロマンチックにパシャリ。撮影は老舗旅館「ご縁の宿伊藤屋」の社長でありながら、佐渡のPR写真を撮り続ける伊藤善行氏。
“日本で一番夕日がきれいな小学校”と評された旧・西三川小学校を2014年に酒蔵として再生させた「学校蔵」。
「学校蔵では」佐渡の米、再生エネルギーを取り入れながらの酒造りだけではなく、「学校蔵の特別授業」や「酒造り体験プログラム」も行っている。
尾畑さんにとって佐渡の
魅力は?
自然環境、文化、歴史の多様性がある佐渡は、日本の縮図と言われています。絶滅危惧種のトキは今や約450羽に増加して、佐渡のサスティナブルな自然環境のシンボルとなっています。この島にいると、人と自然との共生を感じることができます。人も楽しくてあったかい。最近アイターンの人が増えているのも、そういう佐渡の魅力があるからだと思います。
尾畑 留美子さん
1892年創業の「真野鶴」5代目蔵元。1995年に尾畑酒造の後を継ぎ、2014年より廃校を酒蔵に再生させた「学校蔵」に取り組む。2017年5月『Forbes Japan』の「ローカルイノベーター55人」にも選ばれている。
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