2025年度 移動等円滑化取組計画
令和7年6月26日
現状の課題及び中期的な対応方針
旅客施設及び車両等の整備に関する事項
- 既に就航している空港や、現在所有している航空機は、移動等円滑化基準及び移動支援措置の基準に適合しており、引き続き同水準を維持していく。
- 予備的な移動支援措置について、お客様のニーズを踏まえつつ、適切に配備および管理を行う。
旅客支援、情報提供、教育訓練等に関する事項
- お客様の利便性向上に向け、ウェブサイトやメールなどにおいて、ウェブアクセシビリティに配慮した設計を行うとともに、利用しやすい環境を整備する。
- 全社員を対象に、高齢者障害者も含めたお客様への案内が、円滑に実施されるよう、様々なケースを踏まえた研修を実施する。
- 接客担当部門を対象に、国土交通省が定める「接遇研修モデルプログラム」に準拠した実技教育について、初期教育及びリカレント教育を継続して実施する。
移動等円滑化に関する措置
旅客施設及び車両等を公共交通移動等円滑化基準に適合させるために必要な措置
対象となる旅客施設及び車両等 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)航空機の導入 - 今年度導入予定の5機(A320neo型)について、移動等円滑化基準に適合したものとする。
旅客施設及び車両等を使用した役務の提供の方法に関し法第八条第二項及び第三項の主務省令で定める基準を遵守するために必要な措置
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)施設・設備の使用方法に関する再周知 定期的に訓練を実施するとともに、操作・使用マニュアルを定期的に検証し、継続して必要に応じて改訂を行う。 設備の管理体制強化 設備を円滑に活用できるよう、点検や修理フローを整備し管理体制を強化する。 高齢者、障害者等が公共交通機関を利用して移動するために必要となる乗降についての介助、旅客施設における誘導その他の支援
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)予備的な移動支援措置の導入 お客様のニーズを踏まえつつ、予備的な移動支援措置の導入について継続して検討する。 高齢者、障害者等が公共交通機関を利用して移動するために必要となる情報の提供
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)ウェブアクセシビリティ対応 ウェブサイトやメールなどにおいて、ウェブアクセシビリティに配慮した設計を行い、お客様が事前に情報を入手しやすい環境を継続して整備する。 移動等円滑化を図るために必要な教育訓練
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)ユニバーサルデザイン教育の実施 - 全社員を対象に、お客様の特性やニーズに合わせたユニバーサル研修を継続して実施する。
- 接客担当部門を対象に、接遇教育を実施する。国土交通省が定める「接遇研修モデルプログラム」に基づき、接遇の基本的事項ほか、具体的な場面での接遇の在り方を実技形式にて行う。
高齢者、障害者等が高齢者障害者等用施設等を円滑に利用するために必要となる適正な配慮についての旅客施設及び車両等の利用者に対する広報活動及び啓発活動
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)特になし
移動等円滑化の促進のためⅡと併せて講ずべき措置
- バリアフリー推進担当部門が中心となり、空港部門、客室部門およびウェブ関連部門等の社内関係部門と問題点や取組の共有を図る定期会議を毎月開催し、移動等円滑化の促進に努める。
前年度計画書からの変更内容
対象となる旅客施設及び車両等又は対策 変 更 内 容 理 由 空港・機内における座席ボードの配置 削除 2024年11月に開始済みのため 設備の管理体制強化 追加 管理強化のため ユニバーサルデザイン教育の実施 接遇教育を追加 接遇スキル向上のため 計画書の公表方法
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